ヒトと動物の感染症を予防、制圧するため、病原微生物の起源、存続と進化、病原性の分子基盤の解明、ならびに感染症の予防・制圧法の開発研究を国内外の機関と連携して推進しています。これまで進めてきたインフルエンザの研究成果がその基盤です。すなわち、ヒトと動物のインフルエンザウイルス遺伝子はすべて、そのルーツがカモの腸内ウイルスにあること、さらに家禽、家畜とヒトの新型ウイルス誕生のメカニズムを解明、実証しました。現在、OIEおよびWHOの動物インフルエンザレファレンスセンタ-として、ヒトと動物のインフルエンザを克服するための国際共同作戦を先導しています。

 

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