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本研究棟は、本館の南東の一角に1969年7月開設され、1999年4月より旧施設は廃止され、新RI実験棟がS棟東に新設(敷地面積約700m2、管理区域約350m2)された。現在保有している主なRI測定機器としては、液体シンチレーションカウンター、ガイガーカウンター、バイオイメージングアナライザー、ガンマーオートウェル、X線発生装置をはじめ、放射線防護のための各種サーベイメーター、個人モニター用の線量計などがある。利用出来る主な非密閉RI核種としては、3H, 14C, 32P, 45Ca, 36Cl, 125I, 35S, 59Fe, 55Fe, 42K, 51Crである。新棟ではRI管理システム・排水、廃棄システムなどが一新され、汚染検査室、RI小動物検査実験室、RI学生実験室、RI動物飼育室、RI測定環境放射能検査室、放射線測定室、培養室、管理照射室、RI貯蔵庫、廃棄物保存庫、RI排水処理室などの実験室とRI保管・処理施設があり、最新の放射線障害防止法に遵守した施設となっている。現在、RI・放射線利用施設として学部・研究院内で広く用いられている。
使用許可番号:使第1581号
放射線取扱主任者:稲波 修
見取り図
監視区域の使用
下限数量以下アイソトープ使用に際しての注意点
- 使用者は「管理区域外専従使用者」として届け出なければならない。また、管理区域外専従使用者」は一年を越えない期間ごとに教育訓練を受けなければならない。
- この施設での管理区域外専従使用者のアイソトープ使用に際しては主任者ならび取扱い責任者の指示に従わなくてはならない。
- 同一の核種を複数の監視区域で使用する場合は、それぞれの核種の使用数量と下限数量の比の和が1を越えないこと。
- 上記の放射線同位元素の使用はP3実験室の試験管内実験のみの使用とし、動物への投与は行わない。
- 核種の受入れ・払しは獣医学研究院放射性同位元素取扱施設との間のみとし、他施設、他部局の監視区域とのアイソトープの受入れ・払出しはしてはならない。この場合、管理区域事務室にて受入れ・払出しを確認し、記録すること。
- アイソトープの持ち出しは実験のための最小限とすること。
- アイソトープの購入は主任者を通じて管理区域内にて、通常の保管、使用、廃棄の記録処理を行うこと。
- 使用した密封されていない放射性同位元素は、獣医学研究院放射性同位元素取扱施設に持ち帰ること。この施設内にアイソトープを保管してはならない。
密封されていない放射性同位元素の使用について
- 使用数量等(密封されていない放射性同位元素)に記載されている放射性同位元素を、場所2における動物実験(動物への放射性同位元素の投与)のために使用する場合は、場所2に記載されている3ヶ月間使用量及び一日最大使用量の5%の使用数量を限度とする。
- 貯蔵能力(密封されていない放射性同位元素)に記載されている放射性同位元素の保管は、貯蔵室に設置された鉛厚さ2cmの保管箱に保管するものとする。
- 使用数量等(密封されていない放射性同位元素)に記載されている放射性同位元素の使用に関し、場所2における動物実験(動物への放射性同位元素の投与)のために使用した動物及び糞尿は乾燥させて保管廃棄する。
密封されていない放射性同位元素の管理区域外における使用
持ち出す施設 | 使用場所 | 使用の目的 | 使用の方法 | 核種 | 化学形等 | 最大使用数量 |
---|---|---|---|---|---|---|
場所2 |
北海道大学大学院獣医学研究院
公衆衛生学第1実験室P3実験施設 微生物学第2実験室P3実験施設 人獣共通感染症国際共同研究所P3共通実験室 人獣共通感染症国際共同研究所P2共通実験室 低温科学研究所RI実験室 |
動植物細胞を用いた獣医学教育及び研究 |
放射性同位元素の使用は実験室において試験管内実験のみでのトレーサー実験での使用とする。
なお、公衆衛生学第1実験室P3実験施設、微生物学第2実験室P3実験施設、人獣共通感染症国際共同研究所P3共通実験室、人獣共通感染症国際共同研究所P2共通実験室では動物への投与は行わない。 |
32P 35S 14C 3H |
液体・固体 液体・固体 液体・固体 液体・固体 |
100kBq 100MBq 10MBq 37MBq |
- 上記使用場所における密封されていない放射性同位元素は、必ず承認された次第1581号の施設に持ち帰ること。
- 上記使用場所での最大使用数量は、場所2の1日最大使用数量の内数とする。
- 核種を複数で使用する場合は、それぞれの核種の使用数量と下限数量との比の和が1を超えないこと。
施設利用申請書ダウンロード
申請書ダウンロード
管理区域内使用申請書
管理区域のみを利用する方は本申請書を提出してください
監視区域(管理区域外)用使用申請書
監視区域を利用する方は管理区域使用申請書とともに提出してください
アイソトープ協会 RI購入申込書
RI購入の際に主任者の印を得てから、アイソトープ協会にFAXしてください
譲渡申請
本監視区域から別の管理区域へのRIの譲渡の際に主任者に提出してください
運搬記録
学内での運搬を行う場合の記録書類
廃棄方法に関するアイソトープ協会のホームページ
廃棄の仕分け方法に関してのパンフレット
必要書類は上のボタンから申請書をダウンロードして放射線学教室(担当:山盛[5236])までお持ちください
RI管理システム
放射線障害予防規程
獣医学研究院放射線障害予防規程(Word) 北海道大学放射線障害予防規定
主要連絡先
北海道大学大学院 獣医学研究院 RI実験棟
■住所:札幌市北区北18条西9丁目
■電話番号:011-706-5235, 5236
■FAX:011-706-7373
■放射線取扱主任者:稲波 修 (inanami@ (@の後ろにvetmed.hokudai.ac.jpをえてください))
■管理者:
北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所
■住所:札幌市北区北20条西10丁目
■担当:澤 洋文 (h-sawa@ (@の後ろにczc.hokudai.ac.jpを加えてください))
北海道大学低温科学研究所
■住所:札幌市北区北19条西8丁目
■担当:小島 久弥 (kojima@ (@の後ろにlowtem.hokudai.ac.jpを加えてください))