自己免疫疾患としての不妊症研究

新興・再興感染症は病原体の生存戦略として人類をリセットすることは無いのですが、自己免疫疾患と不妊症は、100年後の人類に確実な危機をもたらします。その対策のため今こそ基礎研究が必要なのです。私たちは、不妊症と自己免疫疾患との関連性を形態学と遺伝子解析を中心に研究しています。また、雄が卵細胞を産生する機構を解析し、アダムからイブを作り出す試みに着手しています。さらに、腎臓、骨格筋、脳の形態・病態発生を調節する因子に関する基礎研究も行っています。一句、「研究は興味と趣味と100年後!」