令和5年度 獣医学部同窓会通常総会・懇親会の報告

 令和5年度の獣医学部同窓会関連会議を、北大ホームカミングデイにあわせ9月30日、土曜日の午後に獣医学部講義棟で開催しました。続いて野外懇親会を行いました。

 

●通常総会

 

 通常総会については、同窓会報66号をご覧ください。

 

 通常総会参加者集合写真

 

 

●野外懇親会

 

 獣医学部同窓会は会員相互の親睦を厚くし、知識の交換、学術の進歩発展に努め、あわせて獣医学部の隆盛を期するものです。過去10年ほど、北大ホームカミングデイにあわせた同窓会関連行事として、多様な分野で活躍する同窓諸兄を招いてのフォーラムを開催してきました。今回は親睦、交歓に重みをつけ、久々に獣医学部ローンで野外懇親会=ジンパを挙行しました。特に卒後10年、20年、30年、40年の節目を迎える諸兄に呼びかけ、また在校生を含む多くの会員が直に顔を合わせる懇親の場を設け、幅広い層の同窓会員間での親睦・交歓、懇談・情報交換をねらった次第です。
 まずは参加者最長老・橋本信夫名誉教授(昭和30年卒)の発声で乾杯、滝口満喜会長(昭和62年卒)の挨拶に続き、円山動物園園長・柴田千賀子会員(昭和62年卒)と栁川洋二郎准教授(平成21年博修)が昨今話題のアジア象誕生の背景や関連学術研究を紹介する旁ら、各自冷えたビールと、ジンパというより”ギュウ”パで、かなり美味しい肉に賑やかさいや増す次第。前出吉光名誉教授(昭和42年卒)は今夏手稲山にて熊に遭遇した話を披露、これを聞きつけた熊の専門家、坪田敏男教授(昭58卒)が登壇、対応として満点である旨講評、皆さんから喝采。全国各地、道内各所から駆けつけてくれた会員やご家族に現役学生約30名を含めて総勢120余名が近況を伝え合い旧交を温め、あるいは大学や社会の現状憂え鼓舞する議論交わして慌ただしく時が過ぎ、仲秋晩夏、釣瓶落としの日が暮れて名残のなか閉会いたしました。もちろん、その後の同期会やら懐かしい街に向かった面々多かったことと思います。総会、懇親会を通してホームカミングデイに相応しい一日でありました。各地から遠路出席してくれた同窓諸兄、“ギュウ”パの準備や運営を担ってくれた学生会諸君に改めて感謝いたします。開催にあたっては、獣医学研究院教授懇談会から多額の支援をいただきました。また、卒後10年~40年の同窓生諸兄との連絡には学内の笹岡一慶会員(平成25年卒)、細谷謙次会員、中村鉄平会員(平成15年卒)、高田礼人会員(平成5年卒)、大橋和彦会員、坪田敏男会員(昭和58年卒)に協力をいただきました。ここに記し、御礼申し上げます。
 なお、柴田会員、栁川会員、前出会員にはそれぞれの話題についての記事を同窓会報66号号に寄稿いただきました。是非ご覧ください。

 

 

 親会開会の風景:橋本信夫名誉教授の発声で乾杯

 

   

 左から、開会の挨拶をする滝口会長、アジア象誕生にまつわる話を披露いただいた柴田円山動物園園長と栁川准教授、クマ遭遇秘話披露の前出名誉教授

 

 以下、会場点描