RESEARCH / 研究内容
先端獣医療学教室では、病院に所属する多くの教員が研究指導を担っています。
そのため、研究分野は外科や内科に関連するものに留まらず、麻酔や画像診断といった小動物臨床に関わる幅広いテーマを取りあつかいます。
教員と学部生を中心とした研究活動ではありますが、国内外の学会に積極的に参加し研究発表を行い、さらには国際誌への論文掲載を目標に日々研究活動に励んでいます。
卒業論文の研究テーマ
Research theme2026年度
- 犬の多中心型リンパ腫に対する新規治療
- 猫のリンパ腫に対するL-アスパラギナーゼの治療効果
- PIMA罹患犬におけるトランスクリプトーム解析
2025年度
- 犬のPIMAに対する脾臓摘出術の治療効果をもたらす因子の検討
- PDXを用いたイヌ前立腺癌・移行上皮癌に対するダブラフェニブの有効性の評価
- Evaluation of Serum Syndecan-1 as a Biomarker of Endothelial Injury and its Clinical Implications in Canine Myxomatous Mitral Valve Disease
2024年度
- Definitive-Intent Intensity-Modulated Radiation Therapy for Presumed Canine Intracranial Gliomas: A Retrospective Survival Analysis of 55 Cases
- PDXを用いたイヌ前立腺癌に対するダブラフェニブの有効性の評価
- 犬のPrecursor-targeted immune-mediated anemia(PIMA)に対する治療の第一選択の検討とフローサイトメトリーを用いた抗赤芽球抗体の検出
- CT画像における小型犬の副腎の評価法に関する基礎的検討
2023年度
- 犬腫瘍細胞株のCancer Stem Cell(CSCs)におけるミトコンドリア代謝の解析及び犬腫瘍におけるミトコンドリア代謝の定量方法の臨床的検討
- 犬における起源不明髄膜脳脊髄炎(MUO)の予後に影響を与える因子の回顧的研究
- 犬尿路上皮癌の患者腫瘍組織移植(PDX)モデルの樹立
- フローサイトメトリーによる抗赤血球抗体・抗血小板抗体の院内検査の確立(PDX)モデルの樹立
2022年度
- 犬原発性免疫介在性血小板減少症の治療における免疫抑制療法と寛解
- LC-MS/MSによる犬尿中ステロイドホルモンおよびその代謝物分析法の開発~臨床応用を目指した検討~
- 犬悪性腫瘍におけるミトコンドリア電子伝達系エネルギー代謝の定量法確立に関する基礎的研究
- 犬の腸内微生物叢の網羅的検出と群集構造比較解析
2021年度
- 犬腫瘍細胞株におけるX線によるProgrammed Cell Death-Ligand 1(PD-L1)発現誘導の解析および犬悪性黒色腫におけるX線と抗PD-L1抗体療法の相乗効果に関する臨床的検討