拠点リーダー 喜田 宏
本拠点は国際共同研究ネットワークを活用し、自然界における病因微生物の存続機構、伝播経路、宿主域と病原性の分子基盤を解明し、予防・治療法の確立を目指すとともに、今後、新たな人獣共通感染症を引き起こし得る微生物の網羅的探索を行う。また、国内外の行政機関に対し、科学的見地から人獣共通感染症対策の助言と指導に与るとともに、人獣共通感染症の発生現場に赴き、その流行予防・制圧対策の立案と実施の指揮を執る人材として Zoonosis Control Doctorを育成する。 |
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■拠点形成の目的
■拠点形成の計画概要
・人材育成
・研究活動
■教育研究の組織構成
本プログラムでは、拠点リーダーを中心に、以下の4つのグループを組織する。
(1)「人材育成グループ」
大学院博士課程学生および博士研究員の研究能力開発とその向上、国際的活動の支援を行い、そこで培われる高度の能力を活用できるキャリアパス構築・実現への支援を行う。
(2)「疫学研究グループ」
自然界における感染症病原体の生態、分布と存続様式、宿主域ならびに伝播経路の解明、新たな人獣共通感染症を引き起こし得る微生物の網羅的探索、バイオインフォマティクスによる発生予測を主課題とする。
(3)「免疫・病態研究グループ」
個体における病原体の感染様式、発病機構、生体防御機構を解明し、予防・治療法の確立に発展させることを主課題とする。
(4)「診断治療薬研究グループ」
感染症の新規診断・治療・予防法の開発、有用実験動物モデルの開発、病原体分離・同定に関わる新規技術や方法論の開発を主課題とする。
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