北海道大学大学院獣医学研究院臨床獣医科学分野繁殖学教室
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研究内容
胚移植技術に伴って発達してきた家畜胚の体外生産(原始卵胞の培養、体外受精など)や保存(凍結、ガラス化など)に関する研究を続けるとともに、酪農業に大きな経済的被害をもたらす乳用牛の受胎性低下の原因解明を研究の柱としています。このような家畜生産向上を目的とした研究を通して培った技術を、様々な動物の保護増殖に応用するため、道内の動物園と協力してトラ、エゾヒグマ、ニホンザルなど野生動物の人工繁殖技術(精子の凍結保存、人工授精など)の確立にも取り組んでいます。また、エゾシカの管理に必要な繁殖状態評価のための基礎研究も行っています。

●研究題目
 1. 家畜胚および卵母細胞の体外生産と保存
 2. 乳用牛の受胎性低下の原因解明と予防・治療法の確立
 3. 野生動物の人工繁殖


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