このたび,本年度の文化功労者に喜田 宏ユニバーシティプロフェッサー・名誉教授が選ばれました。
文化功労者は,我が国において文化の向上発達に関し特に功績が顕著な者が選ばれ,文化勲章に次ぐ栄誉とされております。
喜田ユニバーシティプロフェッサー・名誉教授は,新型インフルエンザ出現のメカニズムを解明したほか,鳥インフルエンザ対策など感染症の克服に向けた国際共同研究に取り組んできました。現在も本学人獣共通感染症リサーチセンター統括として研究に従事しております。
文化功労者の顕彰式は11月6日に東京都内のホテルで行われます。
名和総長のコメント
本学ユニバーシティプロフェッサーである喜田 宏名誉教授が今年度の文化功労者に選ばれたことは,大変喜ばしく光栄なことであります。
人獣共通感染症は世界共通の課題となっております。この度の研究成果が,世界の課題解決に繋がるものと考えております。
北海道大学は,世界の課題解決に貢献する大学として今後とも不断の努力を重ね,研究力の更なる向上を図って参る所存です。
名和 豊春