理念・基本方針

北大動物病院は、北海道大学大学院獣医学研究科・獣医学部の教育・研究施設です。獣医学臨床教育・研究の対象となる動物は、犬・猫などの家庭飼育動物、牛・馬・豚・鶏などの産業動物、動物園や水族館の展示動物、自然あふれる北海道に多数生息する野生動物です。このような多彩な動物達と私達との幸せな共生を目指して、高度で信頼される総合的獣医療の実践とその基本となる科学的で探求心にあふれた信頼される獣医療人を育成する施設として、以下の基本理念に基づき、その目標を実現するために獣医療体制の確立と設備の充実に努めます。

 

北大動物病院は、国際的レベルの獣医科学に基づいた信頼される総合的・高度獣医療の提供を基本とし、

 

  • 科学的で信頼される獣医療人の育成
  • 北海道の地域獣医療の拠点として貢献
  • 先端獣医療の研究・開発・実証

 

により、動物の福祉と飼い主の安心と心のやすらぎに貢献します。

病院の目標

基本理念を実践するため、以下を目標にしています。

  • 飼い主との信頼関係を第一にし、動物の痛みや苦しみを理解できる科学的で心豊かな獣医療人を育成します。
  • 地域の中核的総合動物病院として、信頼される高度な獣医療を提供し、動物の福祉と飼い主の心の安らぎに寄与します。
  • 産業動物の未解決疾病の原因究明と診断・治療技術の開発により、生産者の財産を守り、安心で安全な畜産食品の提供に貢献します。
  • 動物園・水族館の展示動物の病気の診断・治療に高度獣医療の支援をします。
  • 獣医科学における疾病の原因究明と診断・治療の開発・実証により、国際的獣医療の発展に貢献します。
  • 以上の目標を実践するに相応しい獣医療体制と先端設備の充実に努めます。